一般社団法人能代青年会議所創立65周年の記念講演に行きました。
講師は、岩手県紫波町で話題のオガールプロジェクト代表の岡崎さん。
公務員時代に地域活性のための補助金の法律を作る仕事をしていたそうです。
しかし、その自分で作った法律が地方を疲弊させるハコモノばかりにしてしまい、赤字を垂れ流したり、すぐに倒産したり。
数百億単位での損失を出しても公務員は責任を取らず。
とてつもない経験・失敗から今に至り、オガールプロジェクトを成功に導いているので、とても説得力のあるお話でした。
ハコモノを作ったから人が来るのではなく、普段人が集まる周辺に、地域の問題を解決するものを作る。
この地域の問題が、地域によって違うので、成功例をただ真似したって、劣化コピーでうまくいくはずがありません。
人が集まるところにランクをつけ、エリアとしての価値を高めていく開発が、これからの地方を救う手立てだと感じました。
土地開発の決定権を持つ行政のお偉いさん方や、銀行や不動産関係者に聞いてもらいたい話でした。
オガールプロジェクトの詳細は下記の記事がたっぷり書いてますので、こちらを読んでみてください。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/09/10/shiwa_n_5795002.html
公式サイト
http://ogal-shiwa.com/